先日、高速道路上でマフラーのボルトが落ちて直管どころかマフラーレスで走行しちゃったわけですが、

マフラーのボルトをほんの少しだけ緩めていた原因の、
「マフラーのビビリ音対策」
を本腰を入れてやってしまうことにしました。
昼、夜共に作業をしたために
- 昼画像
- 夜画像
が混在していますが、深い意味はありませんので・・・
Contents
マフラーを外して各部増し締めと確認をしていたところ・・・
前後マフラーの各ボルトを緩みがないかどうかまずは確認していったところ・・・
リアは先日のトラブルの後、入念に確認したこともあり問題なし!
フロントは・・・前からサイレンサーにビビリが発生していた側なので少し心配ですw
そして前も外して確認していくと・・・
怪しいところを発見。
マフラーステーの固定用のボルトのマフラー側に本当にほんの少しの緩みがあり、外してあるマフラー本体を叩いて確認してみると、ステーからうっすらビビリ音が聞こえます。さらに増し締めしようにも固着しており・・・
ラスペネを吹き付けておいてから回してみるも・・・
「ボルトが一緒に回ってます・・・アウトw」
案の定、捻じ切っちゃいました笑
ん〜・・・
微妙なネジ山の生き残り方w
本来ならば溶接してもらうところなんですが、引っ越してきてしまったため、今度実家に帰省するまで溶接は不可能です。
なんとか止まるか?w
いや、止めるw
というわけで、無理やり止めてみることにしました。
ねじ切れたボルトに無理やりマフラーステーをつける作戦
上記写真はすでにユニクロのフランジナットに交換済みですが、
もともとマフラーステーに付いていたボルトは、M10のステンレスのボルトにスプリングワッシャー、ワッシャーという3重構成でした。
ネジ山が少なくなってしまっているため、今回は敢えてユニクロのフランジナットを使い、ねじこむネジ山の確保と気持ち程度の緩みドメ効果と鉄のフランジナットが錆びて固着することを期待し、ワッシャー、スプリングワッシャーを使わずに無理やり止めるという作戦に出ます。
軽く止めてみると、溝2つ~3つ分くらいは噛んでくれているっぽかったので、ネジロックを使い無理やりしばらく固定しておきます。。。
今回使うのはDEVCONから発売されている耐熱のネジロック。
耐熱230℃まで対応のものです。
気休めですが、使わないよりはマシでしょう・・・
とりあえずボルト部分の脱脂洗浄を行い、ネジロックを塗り込んで最後にフランジナットの上から意味はないものの垂らしておきましたw
ネジロックがない状態が、
こんな感じなので、見た目的には安心感はあるっぽいです。ま、溶接してもらうまでのつなぎというとこでしょう。
このマフラーの固定部分は純正マフラーの固定ボルトを流用で使えるので、ある程度マフラーを固定してからカッチリとステー側のボルトを増し締めしておきました。
現状ではカチッと止まってくれているので、このまましばらく維持できればいいんですが・・・
マフラーを上下に動かしてみても動かないので固定自体はしっかりとできているみたいです。
いつまで耐えてくれるのか?
は未知数ですw
前後マフラーを増し締めしたので試運転してみた
以前から一定回転数でのビビリ音は前側のマフラーのサイレンサーで発生していました。
サイレンサーをビビらせていた原因が、
おそらく今回のマフラーステーの若干の緩み
だったんでしょう。ビビリ音がスッキリ消えてくれました。
新たにマフラーが落ちるかも?
というリスクは生まれましたが・・・
最悪の場合を想定して、フランジナットを買ってきたときに、
ステンレス針金・・・
ゲットしておきました。車載です。
ビビリ音ってやっぱ原因追求は難しい
今回はたまたまステーだからわかりやすく判明しましたが、
車でもバイクでも
ビビリ音の原因は発見しにくいです。
自分で車を運転しているときにはビビリ音がするものの、車屋さんで確認してもらうとビビリ音が発生しないとか・・・w
ありがちなヤツですね。
今回のマフラーのビビリ音もサイレンサーがビビり音を発生させていたのでサイレンサーばかりチェックしていましたが、根本的にサイレンサーをビビらせていたマフラー側のステーが犯人だったと・・・
自分は、
- サイレンサーのビビリ音対策
- マフラーのボルトをほんの少し緩める
という感じでビビリを逃す方法で対策していましたが、おかげでマフラーのボルトが落ちるというハプニングまで発生しましたしw
ま、どうにかなったんで良しとしておきます。
まとめ
こんなことを書いていいのか?わかりませんが・・・
車検ごとにマフラーを純正戻ししている方とか!w
マフラーを頻繁に交換する可能性の高い、車検のあるクラスのバイクの方が、よりマフラーからのビビリ音は発生しやすいわけですが、振動で緩む可能性のある箇所ですから確認しておいた方がいいかもしれませんよー。バイク屋さんが絶対ミスしないとも限りませんし、高速道路でマフラーのボルトがどこかに行っちゃったらほんと大変ですからw
多分、TWとかだとスパトラ一択なので熱とサビで固着して逆に取れないでしょうね。自分が乗っていたTWはたまーにスパトラの皿のところのボルトをグリスアップしていました。あそこ固着したら最悪ですからね・・・
今回、初めて耐熱のネジロックを使ってみるんですが、モノ自体をチェックしていくと何か良さげな感じです。
裏面をみていると、
永久に固定します!
とか自信ありげに書いています。
いや、ほんと永久に固定してくれていいですから・・・
3山程度の締め込みでどれだけ頑張ってくれるのか楽しみにしておきます。
ネジロックといえば、バルカンのハンドルのバーエンドを外す時とか・・・
「うわー、カワサキさん!ネジロック使いすぎですよ!」
っていうくらい赤いネジロックと格闘した記憶が蘇り。それも赤。
絶対に今回の耐熱ネジロックも、