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ステムベアリングの確認とグリスアップ|バルカン

突然、ハンドル操作に違和感を起こし始めたバルカン。

ふと帰宅途中にいなな感覚が手に伝わってきました。 左折時に、 「ん?ハンドルくそ重いな」 何かを引っ掛けてハンドルが取られ...

こんな感じで、錆びてるのか?打痕でガタガタな感じなのか?

我が家のバルカンは、

  • 屋根付きとはいえ駐輪場保管
  • 雨でも関係なしに通勤で使っている
  • おそらく実走行の15000km程度
  • でも生産から20年以上経過してる

と、保管状況、使用環境はあまり良く無いものの、走行距離自体は短い。予想が難しい感じw

雨予報のはずだった休日が、奇跡的に晴れ。

「今しかない!」

恐る恐る確認してみました。

どちらにしても早めに確認しておいたほうがいいのは間違い無いので。

と言うか、

結論から言うと、

ベアリングのグリス切れ&前オーナーのステムナットの締め付けすぎ

でした。

その状態とは・・・

体感していたステムベアリング劣化を感じさせる症状

走行中に右左折時に、突然引っかかるというか何か引っ掛けたというか?

重たい感覚に見舞われました。

そして、帰宅後ジャッキアップして確認してみると、

ハンドル操作全体的に重たく、一部引っかかるような部分がある。

こんな症状。

最悪ベアリング交換かな〜・・・

でも早めに確認できればいいけど忙しくなる年末に作業できるだろうか?

とか思っていたら、

「雨予報の休日が奇跡的に晴れ」

突貫で作業を開始しました。

先日、買った27mmのソケットが役に立った!

先日、ドライブスプロケットを交換するときに、

「こんなサイズいつ使うんだ?」

とか思っても必要だったので、仕方なしに購入した27mmのソケットが今回役に立ちました。

早速役に立つとは・・・偶然w

バルカンのステムナットを外すのに必要だったわけです。持っててよかったーw

ステムベアリングにアクセスしてみる

ステムベアリングにアクセスするためには、

  • タイヤ
  • フォーク
  • ハンドル周り
  • ヘッドライトユニット

あたりの取り外しが必要になってきます。

ジャッキアップする前に、外す必要のあるボルト類は緩めておいて、

フロントフェンダーを取り外し、ブレーキキャリパーは本体側に吊って避難。

ホイールシャフトを抜く準備をして、

外せるように緩めておく。外すのはジャッキアップしてから。

ベーツライトも取り外し。

先ほどの27mmのステムナットも緩めておいて、

フォークとステムを固定している六角もほんの少しだけ緩めておく。(緩むかどうか確認しておく程度)緩めすぎるとフォークが突き上がってきてしまうので危ないですw

で、

ジャッキアップ後、外せるものを順番に外していく。

フォークも外し、トップブリッジもハンドルなどを付けたまま外して落ちないように車体に引っ掛けて。。。

やっとこさステムベアリングとご対面です。

さて、この中がどうなっているんでしょうか・・・?

思ったほど酷くなかったステムベアリング

車体から取り外したステム一式。

上下ベアリングはグリスっ気はほぼなくなってしまっていたものの、ベアリング本体はまだ使える感じ。

上下のレースはというと、見た感じ打痕のように見えますが、指で触ってみると段付きはなし。万が一ダメだったとしても部品を買ってないので今回はそのままいくしか無いわけでw

上側のベアリングレース

グリスの気配はほぼありませんが、無事です。

下側のベアリングレースはというと、

若干のサビっぽい水気とグリス、指で触ってみるとなんとかまだ大丈夫そう。あからさまな段付きは無し。

ということで、

グリスアップとステムの調整でごまかしてみることにします。

というか、

今回の原因はここまでの段階ですでにほぼ判明しています。

ステム上側でダブルナットで調整、固定されているわけですが、

「明らかに締めすぎ&動作不良」

締め付けすぎてベアリングの動きが重く、グリスっ気の無いベアリングなので余計に引っかかってしまう箇所が出ていたわけ。

こんなところです。フックレンチで外す時ですら結構大変でした・・・

その証拠に上のダブルナットはタガネで思いっきり締めこまれた形跡が残っています。

ステムベアリングのグリスアップ

ということで、とりあえずグリスアップ、ステムの調整でなんとかしていきます。

ベアリングには全体的にスーパーゾイルをスプレーしておきます。

スーパーゾイルスプレーを吹き付けたら長持ちするという都市伝説を期待して・・・

なんとなく動きがスムーズになったような気分になれます。

上下ともにスーパーゾイルスプレーを吹き付けておまじない。

あとはリチウムグリスを上下ベアリング、レースにた〜っぷりとグリスを擦り付けておきます。

防水の意味合いも大きいので、不必要に思えるくらいグリスを盛っておくと安心です。

上下レースにも勿論忘れずにグリスアップしておきます。

ステム調整

グリスアップできれば、逆の順番に組み付けていくだけですが、

「ステムの調整」

は必要です。

このトップブリッジの真下に付いているダブルナットになっているナット。

簡単に言うと、

下側のナットでハンドル操作が重く無い状態、かつガタが出ない位置に締め込んで調整するわけです。

結構微妙で、何度か微調整が必要になるかもしれませんが、ガタが出ずスムーズに操作できるポイントに調整しておくこと。

元々のバルカンは締められすぎていて、実はジャッキアップしてタイヤが接地していない状態ですら重かったw

それがスーッとスムーズに動くようになり、引っかかりを感じていた部分も消え去りました。

27mmのソケットとフックレンチがあれば割と簡単に作業ができますので、ジャッキアップして安全にフロントタイヤが外せる環境があればチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

フックレンチは

大きなトルクが掛かっているわけでも無いので、こんな程度の安いのでもサンデーメカニック的には十分です。なければマイナスドライバーやタガネでも代用はできます。

ステムベアリンググリスアップ後の試運転

ステムのガタが無いかどうか、その他増し締めのために試運転しておきました。

そうすると、

「なんとスムーズ」 

引っかかりもなくなり、特に低速走行時に抜群の安定感が生まれました。

今までが酷すぎただけですけどね・・・

今まで長距離走行したあとの疲れの原因ってもしかしてこの重さだったんじゃ・・・?

とか思うくらい楽になりました。

いや〜、

駆動系制動系の手入れはやっぱ大事ですね。

まとめ

分解して目視で確認するまでは、ベアリング2個3000円〜。

やっぱベアリングって高いわ〜。

とか思っていたので、予想外にもグリスアップ、調整で済んだのでめちゃラッキーでした。

まぁ、しばらくこのまま放置しておけばグリスっ気のなかったベアリングがサビまくっていたのは目に見えているので、早めに対処しておいて大正解でした。

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