現在の通勤号のバルカンのハンドルはどノーマルで、以前から少し使いにくい感がありまして、中古で何かいいものがないかなーとずっと探していたんです。
条件は
- 純正配線、ケーブルでそのまま使える範囲内のサイズ
- バーハンドル系
ヤフオクにて中古で適度な長さのハンドルポストが見つかったので、適当なドラッグバーハンドルを併せて落札して交換することにしました。
本来はケーブル類の取り回しなども考えてバルカン2のノーマルハンドルを探していたんですが、全くと言っていいほど出品されない。
とりあえずどのサイズまでがノーマル配線で使えるかどうか判らないので高すぎず広すぎず・・・適度なサイズで試してみました。
半年経過後、
同じく6インチのプルバックのタイプに仕様変更。
こちらの方が若干乗りやすくなりました。
中古のハンドルとポストを確認してみた
早速入手したハンドルとポストです。
ハンドル、ポストともにバルカンから取り外された?らしき出品でしたので追加でスタッドボルトの交換が必要だったりということは流石にないはずです。
スイッチ穴開けも不要かなーとか甘く考えていましたが、穴は開いていなかったので開けないと・・・でした。
両方合わせて5000円しないくらいの出費です。
ハンドルバーは気に入らなくて交換する可能性もあったので600円という安物w
600円のドラッグバーハンドルは長さが不明だったんですが、計測すると680mm。
ハンドルポストはどうやら6インチ。
純正ハンドルよりはケーブル類が余るであろう計算です。
この辺りが、
バルカンの知識があまりない辛さです。
許容範囲がわかりませんw
今回は配線、ケーブル類は純正のままでいける範囲内という狙いです。
安かったために仕方ないんですが、色違いな組み合わせですw
若干ハンドルポストのスタッドボルトに歪みはありましたが、取付は大丈夫そうな感じ。
バルカンから外されたというハンドルは予想外にスイッチ穴が無く、穴あけが結局必要な為、わざわざバルカン外しの中から安いものを選んだ理由が・・・無意味でした。
ハンドル交換作業
相変わらず夜間スタートな作業ですw
とりあえずハンドルとポストを仮止めして準備してみます。
色違いも案外悪くない感じ。
ノーマルハンドルと比較してみますが、このサイズのドラッグバーハンドルであれば8インチくらいのポストをつけても配線的には丁度いいくらいっぽいです。
今後は安い8インチの出品をチェックです。
もしくはあと5センチくらい長めなハンドルバーを探すか?
純正ハンドルポスト下側のボルト2本をそれぞれ緩めておいて
とりあえず
左側のスイッチ、グリップを外しておきました。
グリップは前回ボンドを流し込んでいない為にパーツクリーナーを流し込むとスルっと。
前回のグリップ、スロットルスリーブ交換の記事
あとはクラッチはボルト一本緩めておきます。
ハンドルを外した後に取り外しをした方が楽なので緩めるのみ
右側はスイッチ裏側のプラス2本を外せば楽に取り外せます。スイッチとともにスロットルスリーブもアクセルワイヤーと分離して抜いておきます。
後でアクセルワイヤーに・・・・予想していない事態が起きることはまだ知らずw
右側のブレーキは六角2箇所で止まっているのでこれも緩めておいて後で外します。
左右全てのボルト類を緩めたあとはハンドルポスト下のボルト2本を外してハンドルを車体から外し、そのあとハンドルからスイッチ類、ブレーキ、クラッチを完全に外します。
外した純正ハンドルとこれから装着予定のドラッグバーの比較
この時すでにもうちょい幅のあるハンドルにしておけばよかったー。。。
と後悔していますw
自分の感覚的には680mmはちょっと・・・750mm前後あればよかったかな?
という感じw
早速ドラッグバーを仮止めしてみました。
「やはりちょい純正配線だと長いw」
配線はどうにかなるんですが、ケーブル類の余りが気になります。
これは今後ハンドル幅を広げるかポストを高くするかで対処することにします。
で、
右側スイッチ固定穴を開けようと工具箱を漁っていると
「5mmのドリルが無いw」
これでは右側スイッチとスロットルが固定できません。。。
スイッチ穴は5mm程度。
緊急用のハンドドリルはあるんですが、
手元に5mmのドリルがなぜかありませんでしたので、仕方なく作業は翌日に持ち越すことに・・・
翌朝、
ホームセンターにて5mmのドリルを購入し、やっとのことでハンドルにスイッチ固定用の穴あけ作業を行いました。
適当な感じで目印とポンチで準備をして、
実はハンドドリルでアナログに5mmの穴を開けていきます。久々にハンドドリル使いましたが、やっぱしんどいですねw
電動工具のありがたさを思い知りました。
で、
穴あけが適当すぎてハンドルバーの端がスロットルにつけてあるグリップの端に干渉したために後で、ハンドルを5mmほどカットするはめに。
ハンドドリルで穴あけをやり直すより、パイプカッターでスチール製のハンドルをカットする方が遥かに楽なんでw
この後驚愕のトラブルに見舞われます。
スロットル、スイッチ類を固定し終わった画像です。
はい
戻し側のケーブルが実は断線していました!w
ケーブルをスロットルにつけ直す作業をしていたところ、
戻し側のケーブルがスルスルっとどこまでも引き出せるんです・・・
インナーケーブルを抜いた後に真ん中あたりでスパッとカットしてみて・・・
ケーブルを車体から外す際に中から水が出ていたので、どこかから水が入ってサビてすでに断線していたみたいでした。
戻しとはいえアクセルが戻りにくくなることも有り得るので、トラブルが起こる前に判明して助かりました。
断線していても引っかからずに戻ってさえいれば、案外気付かないもんですね・・・
切断面というか錆びて切れていた端っこw
古い車両なんでこんなもんですかね・・・次から次へとダメなところが出現しますw
引き側のケーブル、クラッチケーブルも負担のかかりにくいように取り回ししておかないとそのうち同じ状況になっちゃうかも・・・ちょっとだけ心配です。
念のためにインナーに潤滑油をいれておきました。
交換後のドラッグバー680mmとハンドルポスト6インチ、純正配線、純正ケーブルの状態です。
黒いハンドルが目立って変かなー?
とか思っていましたが、まぁそこまで気にすることも無さそう・・・
それよりも
ちょい余るアクセル、クラッチのケーブルがやはり気になります。
自転車でも同じですが、
こういう配線は遊び量も考えてピチッと合わせた方がしっくりします。仕上がり感が全く違うというか・・・
今のところ手元に部品もなくどうしようもなくこのまま行くしかないので、諦めました。
この後、試運転しておきましたが、
やっぱり自分には若干ハンドル幅がちょっと狭い。
高さ、ドラッグバーの感覚は直進、長距離は良さそうなんですが、もう少し広めか、若干手前に持って来ないと通勤時などの小回りなどがちょっと辛そうです・・・
5センチくらいハンドル幅を広げてあげれば小回りだけでなくケーブル類の取り回しも今より遥かに良くなりそうなんで、そのうちハンドルは再度交換・・・
か、慣れるのが先か・・・
と言っているうちに慣れました。
まとめ
バルカンに純正配線のままハンドルを変える前提で考えると、
680mmのドラッグバーであれば、
6インチだとケーブル類がやや余る。気にしなければ一番無難な感じ。
8インチくらいがちょうど良さげというか取り回し次第でギリギリいけるかなー?という雰囲気。
10インチまで高くしちゃうと配線が突っ張って多分無理。
4インチだとタンクにハンドルが干渉するかしないかギリギリなので避けた方が無難っぽい。
こんな感じでした。
ドラッグバーを基準に考えていますので、ハンドルが変われば上記目安は参考になりませんw
バルカンに色々なハンドルを付け替えた経験でもあれば悩むこともないんですが、そのうちまた気が向いたら交換してみることにしましょう。
断線していた戻し側のケーブルを新しく付け直そうか、そのまま引き1本で行くか激しく悩み中です。。。