先日キャブのメインジェット、パイロットジェットの番手を一つずつあげてみました。
マフラー交換してあるのでキャブのセッティングの取り直しは当然といえば当然なわけですが、それほどスピードを求める車種というわけでもなく、スピードが出るというわけでもなく。。。
でも冬場の始動性が気になり始めたのでジェットの番手を一つずつあげてみたわけですが、丁度良かったのか?バックファイアはほぼ無くなり、他に悪い影響が出ている感じもありませんでした。
というわけで、高速道路を含めて片道100kmほどのいつもの往復をこなしてみて最終チェックしてみました。
なんと
燃費も今まで超えたことのなかったリッター25の壁もついでにクリア。
高速道路での変化
ジェットを変更して特にどこかで頭打ちをするような感じもなく、全開から全閉というような急なアクセル操作をしてみてもアフターファイアするようなこともなく、特に問題なし。
あとは最高速が伸びたとか、そんな夢のようなことも無し…
排気音の音質の変化
メインジェット、パイロットジェットを交換した後の排気音に若干変化がありました。
それまでの排気音 → それまでの排気音より少し湿った排気音に!
乗っている本人にしか分りにくい部分かもしれないんですが・・・
スチールの排気音がよりスチールらしくなったというかなんというかそんな感じです。
何よりもバルカンの始動性が向上した!
これが一番の変化です。
今までの始動は、
セルを回すときにほんの少しだけアクセルを開けておくことが必要でした。これはチョークを使っていても使っていなくても同じく・・・。
ので、チョークは全く使っていませんでした。
現在は、
10℃~15℃あたりの外気温であればチョークを使わずにセルのみで始動できるようになりました。パイロットジェットは若干濃いかな?くらいの感覚。(少しパイロットエアスクリューでほんの少し薄めてもいいのかもしれないけど面倒くさいw)
あとはこの状態で夏の冷間始動時に濃すぎて問題がないか???
というところなのでチェックしようがありません。梅雨の時期と夏の暑くて湿気の多い時で大丈夫なら、問題無しなんですけど…
番外編
日帰りで片道100kmほどバルカンで走行するときに便利なアイテム。
朝晩の気温の差が激しくて、夜には必要になるオーバーパンツは昼間には暑くて履けませんw
シートに無造作に載せているのは・・・
念のための防寒着。オーバーパンツって無意味にかさばるんでサイドバッグなどには入れにくいんですよね。ついでにダウンジャケットも保険で今回は持ち歩きました。
日中は20℃。帰宅のために走行する夜間になると最低気温は7℃ほど・・・
POSHのマシニングネットアンカーというものをフェンダーサポートのボルトの代わりに4箇所取り付けてコードネットのフックとして活用しています。
純正オプションでもフックはありますが、形がちょっと・・・なのと値段が高い。
前を止めて、
後ろはウィンカーステーに引っ掛ける。
荷物の量に応じて真ん中のフックも使えるようにしてあります。
ミリタリー調なサイドバッグとコードネットがあるので日帰り程度であれば手ぶらで往復可能です。
フラットフェンダーにしたいなーとか思ったりもするわけですが、積載性を捨てるという勇気がまだ持てませんw
ちなみに、バルカンのフェンダーサポートのボルト穴は8mmなので、
これを活用してボルトのみホームセンターなどで購入すれば積載能力の少ないバルカンにも積載性が生まれます。
まとめ
キャブのセッティングを変えたタイミングでたまたま200kmほど日帰りで走行してみましたが、
感想は、
やはりマフラーが変わったらジェット類はチェックしておいたほうがいい!w
「クシュっ」
といつでも気軽にキャブからバックファイアしていましたが、それがほぼ無くなるだけでどれだけ乗りやすくなったか・・・
でも、やっぱり遅いものは遅いです。