CX-5(KE後期型)のブレーキパッド交換|要電動パーキング解除

ディクセルブレーキパッドのフロント CX-5

我が家のCX-5はマイナーチェンジ後のKE後期のモデル。

マツダコネクトが搭載されたり、ミリ波レーダーの追従型クルーズコントロールが搭載されたり、LEDヘッドライトになったり、電動パーキングブレーキ(EPS)になったりと言ったモデルです。

現在の走行距離はもうすぐ80000kmというところですが、新車装着のブレーキパッドのまま未交換の状態でまだまだ使えそう。

でも、

来年一月の車検の時期にブレーキパッドを交換するのも寒いし、来年の春以降までブレーキパッドが大丈夫か?と言われると微妙な線になってくるということで、CX-5のブレーキパッドとブレーキオイルを交換していきます。

ちなみに、

長持ちした純正ブレーキパッドもかなり検討しましたが、

純正パッドは部品代だけで前後約2万円。

今回購入したDixcelのブレーキパッドは前後で12000円ほど。

Dixcelは過去にローターを購入してみたときにもなかなか良かった。

印象の良いメーカー

ということで、社外ブレーキパッドに交換することになりました。

平成最後の整備はCX-5!

CX-5のブレーキオイルのメーカー指定はDOT3

え?

とも思える事ですが、メーカー指定のブレーキオイルの規格は、

DOT3

となっています。

現在市販されているブレーキオイルの規格の大半はDOT3かDOT4となっていますが何が違うの?

というと、

DOT規格のDOTって何?

簡単に言えば日本のJIS規格のようなもので、アメリカの交通省(Department of Transportation)の略です。このD.O.Tで設定されているFMVSS基準 (Federal Motor Vehicle Safety Standard 米国自動車安全基準)において様々な項目からブレーキフルードを以下のように規格分類しています。

Dixcel
基 準主成分ドライ沸点ウェット沸点粘度(100℃)粘度(-40℃)ph値
DOT 3グリコール205℃以上140℃以上1.5cst以上1500cst以下7.0-11.5
DOT 4グリコール230℃以上155℃以上1.5cst以上1800cst以下7.0-11.5
DOT 5.1グリコール260℃以上180℃以上1.5cst以上900cst以下7.0-11.5
DOT 5シリコン260℃以上180℃以上1.5cst以上900cst以下7.0-11.5
  • □ ドライ沸点…吸湿率 0%時の沸点です。新品時の沸点です。
  • □ ウェット沸点…吸湿率 3.7%時の沸点です。1~2年間使用後の沸点です。
  • □ 粘度…ブレーキフルードの流動性を示す数値です。数値が大きいと固くなり流動性が悪くなります。低温時でこの数値が高いとABSの作動性に悪影響を及ぼします。
  • □ ph値…酸性/アルカリ性を表す数値です。 7.0以下ですと酸性度が強くなり、周辺部品の腐食を促進します。

要するにDOTの数字が高い方が沸点が高い

DOT3、DOT4を比較すると、基本的には数字が大きいDOT4の方が沸点が高いということがわかります。

沸点が高い≒ハイスペック

と捉えて問題ありませんが、一般的な走行であればDOT3で全く問題ない。若干とは言え湿気にはDOT3の方が強い。ということから耐久性重視でDOT3が指定となっているものと思われます。

でもスペックが上ならDOT4をCX-5に使いたい!

自分もこのタイプですが、

だったら少しでもオーバースペックと解っていてもDOT4を使いたい!

そう思われる方も多数いらっしゃるかと思います。

で、

結論から言うと、

DOT4は使えます。

が、DOT3と混ぜて使えないのでDOT4を使いたい場合には元々入っているDOT3のブレーキオイルと完全に入れ替えてあげる必要があります。

ゴールデンクルーザーのDOT4はお手頃価格でおススメです

ゴールデンクルーザーDOT4

ちなみにゴールデンクルーザーというDOT4のブレーキオイルはDOT3と似たような価格帯で購入でき、今まで使ってきた経験から全く問題ありませんのでオススメです。

と言うことで、

ブレーキオイルはDOT4でいきます。

CX-5のブレーキパッドはDixcelに交換

ブレーキオイルはDOT4(偉そうに言ってますが、結局4年半無交換ですw)

ブレーキパッドは色々と悩みましたが、ジムニー時代から好印象のあるDixcelの前後パッドセットを選んでみました。

Dixcel EC

別にCX-5にスポーツ走行を求めるわけでもないし、ハイスペックなブレーキが付いているわけでもありませんので、

Dixcelのエクストラクルーズという街乗りとか一般用のディスクパッドをチョイスしました。

前後パッドで約12000円程度で、純正前後の2万円と比較してもかなりコストパフォーマンスに優れています。

CX-5のブレーキパッドを交換する前にメンテナンスモードに変更する

CX-5のKE後期モデルからは電動パーキングブレーキ(EPS)が装着されています。電動パーキングブレーキが作動する状態のままではピストンを押し戻すことができず、ブレーキパッドの交換ができません。

ということで、CX-5のブレーキパッドを交換する前にCX-5をメンテナンスモードに入れる作業から開始していきます。

メンテナンスモードに移行させるには?

  1. エンジン・スイッチをON(エンジン停止)にする。
  2. 電動パーキング・ブレーキを解除する。
  3. 電動パーキングブレーキスイッチを押した状態、アクセルペダルを全開まで踏み込んだ状態を維持しながらエンジンスイッチをOFFにし、5秒以内にエンジン・スイッチをON(エンジン停止)にする。
  4. 電動パーキングブレーキ警告灯が黄色に点灯して、メンテナンスモードに移行したことを確認する。
  5. エンジンスイッチをOFFにする。

この作業を正確に終わらせ、

電動パーキングブレーキ警告灯

このように電動パーキング警告灯が点灯して初めて作業開始になります。

他のサイトでも記載されたりしているメンテナンスモードへの移行方法ですが、

間違えやすいのが、

3

の項目です。パーキングスイッチを押したまま、かつアクセル全開の状態をキープしたままでスイッチOFF等の作業ですので。。。

メンテナンスモードへ移行しないという方は一度読み直してください。

おそらく移行するはずです。

スポンサーリンク

CX-5のブレーキパッドを交換してみる

ということで、無事にメンテナンスモードに移行してくれれば後は普通通りのブレーキパッドの交換と同様の作業です。

左後輪パッド

左後輪の画像ですが、カプラーが刺さっている部分がEPSのユニットになりますので、気になる方は外しておいてもいいかと思います。

キャリパーを外したところ

左後輪のキャリパーを外したところです。メガネレンチ1本あればここまで作業は可能です。

外した古パッド

もうすぐ8万キロ走行を迎える新車装着のままのブレーキパッドです。

思ったよりブレーキダストの付着も少なく、パッド残量も少ない外側で約4mmほど。

純正パッドもこのまま限界まで粘れば間違いなく10万キロは使えそうな勢い。

パッドの新旧比較

交換する予定のDixcelのエクストラクルーズのリア側はシルバーでした。

そして親切にもブレーキパッドグリスまで付属しており親切な構成だと思います。別紙が付属しており、グリスを付ける箇所まで説明がされていました。

新品パッド残量

新旧比較をしてみますが、もちろん新品は10mmあるのでこうやって比べるとかなりの厚みの違いになります。

シムは移植

純正パッドについているシムのみパーツクリーナーで洗浄した後、移植していきキャリパーに装着する準備は完了です。

後は、

しっかりメンテナンスモードに入っていれば・・・

キャリパー戻し

ディスクブレーキピストンツールなどでピストンを押し戻しておきます。

ツールがなければ最悪ウォーターポンププライヤーなどでもピストンは戻せますが、キズが入るかも?です。

ブレーキオイル交換

ブレーキオイルも順番に交換していきますので、DOT4に入れ替えていきます。

マスターから遠い側から順番に。が基本になりますので、

  1. 左後輪
  2. 右後輪
  3. 左前輪
  4. 右前輪

という順番にブレーキパッドの交換とブレーキオイルの交換を進めていきます。

4年放置のブレーキオイル

流石に4年半放置のブレーキオイルなので新旧オイルの色の違いははっきりしており、交換の確認はかなり楽でした・・・

ボンネット開けたとこ

1人作業になりますので、ボンネットを開け、キャリパーにワンウェイバルブを付け、ブレーキを踏み、オイルレベルが下がったら補充。

こんな感じで順番に。

新品のDixcel

目立たないですが、シンプルなDixcelのパッド

鳴き対策済

鳴き対策で角は最初から落としてくれてあるためそのまま装着しても問題ないです。

エア抜き

後輪両側に電動パーキングのユニットがついていますのでブレーキホース、電動パーキングユニットの配線両方に気を遣う必要があります。

右後輪

後輪両側のブレーキパッド、ブレーキオイルの入れ替えが終わればやっと前輪にかかります。

前輪側

前輪側は電動パーキングの作動に一切関係ありませんので、

キャリパー前輪

片方のボルトを外して上にあげてしまうことも可能です。

前後輪分で丸々1本のパーツクリーナーを使いましたが、後輪より前輪の方がはるかに多くのブレーキダストが残っていました。(むしろ2本あっても良かったかもしれない?と思ったくらい)

前輪用エクストラクルーズ

前輪用のDixcelのエクストラクルーズですが、何故か変更があったようで黒w。

でも、

Dixcelのロゴが入ったシムが標準で付属されており、純正パッドからシムを移植する必要は無い。

この点も、親切に別紙が付属されており、

「シムを移植する必要はありません。」

と説明してくれてありました。

説明がなければどうしようか悩むポイントではあるので、かなりありがたい別紙の説明でした。

セットしたところ

新しいDixcelのECをセットしてあげるとこのようなシンプルな見た目になります。

キャリパーから見え隠れする

キャリパーを付けた状態でもなんとなくDixcelが見え隠れするような感じで、何かいい感じです。

オイルのニップル

ちなみに前輪のブレーキオイル交換用のニップルはキャリパーの真裏についているため、

前輪だけであれば、

タイヤを付けたままでもなんとかハンドルを切っておけば、ブレーキオイルの交換の作業をすることができますね。

こうして前後輪のブレーキパッド交換が終わった段階で、

メンテナンスモードの終了を忘れないように!

メンテナンスモードの終了方法は、

  1. エンジンスイッチをON(エンジン停止)にする。
  2. 電動パーキングスイッチを引き上げた状態、かつアクセルペダルを全開まで踏み込んだままでエンジンスイッチをOFFにし、5秒以内にエンジンスイッチをON(エンジン停止)にする。
  3. 電動パーキングブレーキ警告灯が消灯して、メンテナンスモードが終了したことを確認する。
  4. エンジンスイッチをOFFにする。

で、電動パーキングブレーキの警告灯が消灯していれば成功です。

メンテナンスモードの状態のまま走行すると?

忘れずにメンテナンスモードを終了させておくべきですが、

万が一忘れてしまっていたまま走行してしまった場合には、

  • 根本的にパーキングブレーキが使えない状態になっている。(スイッチが点滅しているはず)
  • システム上、パッドのクリアランスが広くなるため、ブレーキの効きがスカスカ気味に感じるはず。
  • SBS(スマートブレーキサポート)警告灯が点灯。

このような症状が出るはずですので、忘れてしまっていても思い出させてくれるはずですw

DixcelのEC(エクストラクルーズ)の感想は?

ブレーキパッドの交換、ブレーキオイルの交換が終わったということで、試運転がてら20kmほど走り回ってみましたが、

  • 鳴きもない
  • 純正と大差なく違和感の少ないブレーキタッチ

こんな感じ。

特別カチッと制動してくれるモデルでもありませんので、純正感覚でごく普通に使えてコストパフォーマンスに優れるという感じです。

鳴きそうな雰囲気が無い時点で良いブレーキパッドだと思います。

まとめ

80000km手前でやっと新しいブレーキパッドを入れることができました。

メーター

それほど走行距離が伸びない方であれば、売却するまで新車装着のブレーキパッドをそのまま使えそうなレベルの新車装着の純正ブレーキパッドの耐久性ですね。

これで令和2年1月の2回目の車検も安心して迎えることができそうです。

乗り方次第(街乗りメインだとか高速走行が多い)だとは思いますが、車検の際に例えば2万キロ程度でブレーキパッドの交換を勧めてくるお店などの場合には、鵜呑みにする前に残量を教えてもらってから考えた方がいいです。

もちろん

車検のあとの2年間を考えた上での整備内容ということもありますので、一概に悪いとは言えませんが、過剰整備な可能性も捨て切れません・・・

CX-5
スポンサーリンク

あわせて読みたい

シェアする
バイクツーキニスト ブログ

コメント